shindanベルクソン『物質と記憶』を診断する
——時間経験の哲学・意識の科学・美学・倫理学への展開
平井靖史・藤田尚志・安孫子信 編
2016年11月に開催された第二回国際シンポジウム(PBJ通算第八回)の論集。『ベルクソン 『物質と記憶』を解剖する』の続編です。
村山達也/カミーユ・リキエ(天野恵美理訳)/藤田尚志/檜垣立哉/村山達也/バリー・デイントン(木山裕登訳)/清水将吾/平井靖史/永野拓也/デイヴィッド・クレプス(齋藤俊太訳)/太田宏之/マイケル・R・ケリー(山根秀介訳)/ジャン=リュック・プチ(原健一+田村康貴訳) /兼本浩祐/三宅岳史/ユリア・ポドロガ(持地秀紀訳)/増田靖彦、書肆心水、2017年10月。
詳細はPBJホームページ内Bookセクションへ。

  1. 橋口 澄恵 のアバター
    橋口 澄恵

    ·

    はじめまして。
    福岡大学出身のコンテンツ作家・橋口澄恵と申します。
    現在、地元の観光協会ボランティアガイドに携わりながら、「地方創生」に力を入れております。

    amazon本で、
    「複雑系の科学」、「複雑系」、
    もしくは「友情物語」、「友情ノンフィクション」、
    はたまた「情報物理学」とのキーワードを入力していただくと、
    筆頭画面に拙著を並べていただいておりますので、「なか見検索」など確認していただければ幸いです。

    イマジネーションで読む、ビジュアルで読む、風景、現代版おとぎ話として読む「複雑系の科学」、ユニークな子猫のカラー画像満載、シンクロニスティック&オートポエティック!
    といった、文理融合のザッと読める内容です。
    WEB時代の不思議です。

    経験主義的形而上学で勝負したベルクソンは晩年、
    心霊主義を心理学化したユングと同じく、
    自然な流れで霊やテレパシーの研究に向かい、
    事実、1913年には「英国心霊現象研究会」の会長に就任していますが、
    時間学研究所客員教授であられる蔵本由紀の『非線系科学』から、
    スティーブン・ストロガッツの著書『SYNC(シンク)/なぜ自然はシンクロしたがるのか?』に読み進むうちに、
    「記憶の木霊(こだま)」という言葉に行きついたのですが、
    僭越ながら「物質と記憶」も恐らく、表現が違うだけで同じものを探求しているのではないかと思います。

  2. 橋口 澄恵 のアバター
    橋口 澄恵

    ·

    不躾ながら、蔵本由紀先生とはご面識があられるのでしょうか?
    私の偏差値では数式や洗練された論文は不可能なのですが、
    時空については、貢献できる「物語」が語れると自負しております。