2019年 1月 の記事

平井(2017)「時間の何が物語りえないのか」

時間学研究所の論集『物語と時間』所収の下記拙論を公開。

平井靖史(2017)「時間の何が物語りえないのか——ベルクソン哲学から展望する幸福と時間」(pp. 37-58) PDFファイル

時間が計測不可能であるとはどういうことか、速さ逆転問題など、できるだけ身近な事象を例に、ベルクソンの持続論からどのように論じられるか。時間意識や経験と幸福や美学の関係に関心のある方々にも読んでいただければ嬉しいです。

(「心と記憶力——知的創造のベルクソンモデル——」(『人工知能 特集 意識とメタ過程』33巻4号、2018年7月、508-514. 本文PDF)は科学・工学向けの論述)

同書は、「時間学の構築」シリーズの第二弾で、このほかに哲学からは山口尚さんの「物語・行為・出来事 野家と井頭の物語論的自由論を媒介にして」をはじめとして、文学研究、社会学、美術史などの観点から、物語と時間を掘り下げる魅力的な論考が詰まっています。序文は青山拓央さん。未見の方は、是非手に取られてみて下さい。 amazonリンク

公開に際して、寛大な許可をいただきました時間学研究所、および版元である恒星社厚生閣に感謝いたします。

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